大学卒業後はIT業界で、主にリクルーターや人事としてキャリアを積んできました。多くのIT企業に触れる中で、“つくる側”として関わりたいという想いが少しずつ芽生えていきました。

本格的にキャリアチェンジを決意したのは、カナダに渡航した後のパンデミックの時期です。実はその3年前にもUI/UX分野に興味を持っていて、キャリアチェンジを考えていたのですが、当時の私はリクルーターとしての自分が「キャリア形成が難しい」とブレーキをかけてしまっていました。

ですが、環境が大きく変わったことをきっかけに、「今こそ、本当にやりたいことに挑戦しよう」と思い直し、UXを学ぶことを決意しました。

UI/UXデザインを学ぶなら北米の実践的な環境で、と考え、バンクーバーにあるLangara Collegeの2年制プログラムに入学。卒業後は、受託開発会社でUI/UXデザイナーとして働きながら、同社のインハウスプロダクトにも携わっています。

私が大切にしているのは、「開発者にも、ユーザーにもやさしい設計」です。
開発のしやすさとユーザビリティ、そのどちらも両立するプロダクトを目指しています。